節約1万円?ベビーゲートを買わずに済ませた方法
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こんにちは!さとみです(^ ^)
みなさんは、ベビーゲートの検討はもうお済みですか?私は1年半前、一人ぼっち育児をしながら、誰にも相談できずにベビーゲートをどうしようか延々と迷っていました。そもそもお金もスペースもないし......。きょうは、私がベビーゲートを買わずに済ませた方法を紹介します。
結論:消費すると消えて無くなるゲートを手荒に自作しました(^ ^)
↑こちらの記事もどうぞ(^ ^)
ベビーゲートは必要?種類は?
0歳児のハイハイが始まると、どうやって安全を確保するか頭を悩ませます。ハサミやカッターは誰でも片付けますが、収納にも限りがあるので、誤飲や接触時の危険のあるもの全てを手の届かないところにしまうというのは、多くの家庭にとって現実的ではないと思います。ドアや階段、ゴミ箱や食器洗いの洗剤跳ねだって心配です。多くの場合、何らかの方法で部屋を仕切る必要があると思います。
◎ベビーゲート
部屋や廊下を区切る。
長所:
- 区切った部屋の中で自由に過ごしてもらえる。
短所:
- 設置できる場所が限られる。
- 通行の要所に設置することになるので、大人が通るときに少し不便。
◎ベビーサークル
部屋に置いた囲いの中で過ごしてもらう。
長所:
- 広いタイプなら中で自由に動き回れる。
- おもちゃをたくさん置ける。
- 一緒に中に入って慣らすことができる。
短所:
- 部屋の多くのスペースを使う。
◎プレイヤード
底を下げたベビーベッドのような空間に非常時に短時間入ってもらう。
長所:
- 部屋の小さなスペース(ベビーベッド程度)を使って安全を確保できる。
- 荷物の受け取りの際などに便利そう。
- 台所仕事のときに、遠くの仕切りの向こうで待たせるのではなく、そばに置くことができるので赤ちゃんが安心できる。
短所:
- 狭くて慣れない空間で、運動が制限されるので、長時間の利用は難しそう。
- 後追いする赤ちゃんを否応なく閉じ込めるので、牢屋の様な「嫌な場所」「怖い場所」と思われる心配も...。
ベビーゲートの使用時期は?
ベビーゲート等の使用時期は、0歳6ヶ月頃〜2歳までの1年半程度だと考えられます。自力で移動ができるけれど、危ないことの言い聞かせが十分に出来ない時期です。長女の場合は、0歳8ヶ月頃〜1歳6ヶ月頃に必要になりました。階段を封鎖するゲートの場合は、もう少し長く必要かもしれません。
ベビーゲートを買いたくない
値段が高い(1万円〜)、設置場所が確保できない、しまう場所がない、1年半しか使わない。私は、購入せずに代替品で済ませる方法を考えました。それがこちらです。
ベビーゲートを作ろう(いきなり感想)
材料を1から考えてベビーゲートを作りました。「手抜きだけど安全な消滅する自作ゲート」です。安っぽいかな?大丈夫かな?初めは心配でしたが、私も家族もとても満足できるものが作れました。
自作ベビーゲートのよかった点
- ずっしりとしていて、しっかりと機能した。
- 表面はタオル地で心地よい。
- 幅や高さを何度でもカスタマイズできる。
- 材料が安価である。
- 最後は消費して消滅するので保管場所が不要である。
- 作成が簡単である。
ちなみに外部評価については、たまたま部屋を訪れた設備点検の方に「すごい!これいいですね!私も子どもが生まれたら作りたい!!」といっていただきました。若い妊婦さんでした。
ベビーゲートを作ろう(材料)
以下がベビーゲートの材料です。
- 2Lx6本の箱に入った水(箱ごと未開封):複数個。価格・配送の両面からAmazonでの購入がおすすめ。→主な資材
- 18ロールのトイレットペーパー:複数個→主な資材
- ソフトパックティッシュ:複数個(なくてもよい)→高さを出す
- 牛乳パックと古紙:複数個(なくてもよい)→高さを出す
- バスタオル:複数枚 →カバー
- 布テープ
- ミシン(なくても良い)
[2CS] サントリー 天然水(南アルプス) (2L×6本)×2箱
- 出版社/メーカー: サントリー
- 発売日: 2010/09/24
- メディア: 食品&飲料
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↑ 水は安価で配送料無料であることに惹かれてAmazonで購入しました。
我が家では、一面につき水4箱とトイレットペーパー4パックを用いました。
最後に使い切れること、重くなりすぎないこと、災害時のための備蓄になることを考慮してこのような材料に決めました。「2Lx6本の箱に入った水」と「18ロールのトイレットペーパー」の幅がほとんど同じである点もポイントです。
※今回は「アサヒ六甲のおいしい水」([2CS] アサヒ 六甲のおいしい水 (2000ml PET×6本)×2箱)を使用しました。寸法が商品によって異なる可能性や、記事掲載時点から変更されている可能性もあるので、購入前に寸法をお確かめください(私は確かめずにテキトーに選びました)。
※自然災害の他に、水道管の異常による断水を考慮した水の備蓄(水道局の呼びかけあり)や、製紙工場の集中するエリアの被災を想定した備蓄(経済産業省による呼びかけあり)を考慮しています。
ベビーゲートを作ろう(作り方)
以下がベビーゲートの作り方です。
1. 設置する環境
まず、子どもの過ごす空間の四方をふさぐイメージをしましょう。2面は壁や家具(ソファーやベッドなど)でふさげると楽です。全面自作ゲートでも構いません。
2. 配置決め
「2Lx6本の箱に入った水(箱未開封)」と「18ロールのトイレットペーパー(未開封)」を適当に設置します。ポイントは、ゲートが動いたり倒れたりしない配置にすることです。十分に確認しましょう。全て水の箱でもいいと思いますが、用意と消費が大変な気がして、私は1:1ぐらいで水とトイレットペーパーにしました。(水は消費期限があることに注意)。
※水の箱とトイレットペーパーは、ゲートが厚くなる向きに配置した方が、よじ登ろうとして向こう側に頭から落下する危険が減ります。
3. 固定
配置がバッチリ決まったら、布テープで固定します。たくさん使うと一時的に臭いが出るので、換気をしましょう。水とトイレットペーパーの間で高さの合わない部分はソフトパックティッシュや、牛乳パックに紙を詰めたもので調整します。調整さえできればご家庭にある何を使っても構いません。こちらも、布テープで固定します。
- 重たいパーツ:牛乳パックに折りたたんだ紙をぎっちり詰めると、重たいパーツになります。
- 軽いパーツ:牛乳パックにぐしゃっと丸めた紙を詰めると、軽いパーツになります。
重心を下げることで倒れにくく、重さを出すことで赤ちゃんが押しても動きにくくなります(^ ^)
4. カバー作り
バスタオルでカバーをかけます。初めは、使い勝手を簡単に確認したかったので、バスタオルを巻き付けた後、見えないように布テープで固定しました。しばらく使ってみて有用性を実感した後、水とペーパーとティッシュで幅と高さを再調整してから、バスタオルを縫い合わせてカバーを作り、上からかぶせました。 これで完成です!ちなみに、裁縫は得意ではありませんが、ゲートにバスタオルを合わせながら、「こことここがつながって、ここがくっついたらカバーになるぞ?」みたいな大雑把な見積もりで縫い合わせて、無事に成功しました!
ポイント
このゲートを作成する上で大事なポイントは、
- ゲートが動かず倒れないように材料を配置すること
- 積み木やブロックで遊ぶぐらいの気持ちで、楽しんで気軽にパターンを試すこと
- バスタオルの柄は慎重に選ぶこと
です。
土嚢改め〇〇嚢
もう一つ、赤ちゃんの行く手を阻む上で便利なアイテムがあるので紹介します。それは、バスタオルと赤ちゃん用品で作った「嚢(のう)」です。バスタオルの2辺を縫って袋状にし、中に未開封のオムツパックや、おしりふきを詰めて、ヘアゴムで口を縛ります。バスタオルの摩擦があるので滑りにくい点と、大人の力なら気軽に動かせる点がいいです。
我が家では、パステルカラーの可愛いタオルや大人カラーのオシャレなタオルで多めに嚢を用意しています。ベビーゲートに大人用の通路をあけておいて、日中だけ「オムツ嚢」でふさいだり、とっさのときに「おしりふき嚢」で赤ちゃんの行く手を阻んだりしています(^ ^)
いかがでしょうか?現在は徐々に解体しながら中身を消費しています。自作のゲートは家族全員のお気に入りになっているので、もしまたベビーゲートが必要な機会に恵まれたら、是非改めて作りたいです。この記事が何らかの形でみなさんのお役に立てますように。
◆ 追記(2017.5.16)
次女が0歳7ヶ月の頃に、ベビーゲート第2弾を大体同じ要領で作成しました(^ ^)最初は、水のペットボトル入りの箱を簡単に並べて、タオルのカバーを掛けました。次女の運動が活発で高度になるに従い、布テープで強度を出し、追加パーツで高さを出していきます。大人はゲートをすいっとまたぎますが、3歳の長女はよじ登って通行します。簡単に潰れないように、今回はトイレットペーパーは外して、水のペットボトル入りの箱を中心に組みました(^ ^)
さとみ