絵本ネタバレ:ひなまつり(7冊)
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こんにちは!さとみです(^ ^)
きょうは、春を先取りしてひなまつりにオススメの絵本を紹介します♪
ひなまつりのオススメ絵本
ひなまつりのことがよくわかる、読みやすい絵本を集めました(^ ^)
1. みんなでおひなさま!
みんなで可愛いお雛様を作ります(^ ^)「雛人形という可愛い人形がある」ということがわかります。
・ストーリー・・
「こぐまの まーは おひなさまが だいすき。」まーは、ぺたぺたと自分でお雛様を作っています。ところが、春一番の風で、お雛様が飛ばされてしまいました。まーが泣いていると、こぐまのくーがやってきて、いいことを思いつきます。
まーは、ことりと、ちょうちょと、くじゃくと、へびに、上手に並んでもらって、立派なお雛様に仕上げたのです。
・感想・・・・・
ことりたちに並んでもらって、ページを1つずつめくると、どんどんお雛様が完成していくところが「なるほど〜」と思えて楽しいです。小さい子も親しみやすく可愛い絵本でした(^ ^)
2. おばあちゃんのひなちらし
雛人形を飾り、雛ちらしを作ります。おばあちゃんの説明がわかりやすくて読みやすいです(^ ^)雛祭りに込められた願いがわかります。
・ストーリー・・
「わぁ、おひなさまを だすの?」小学校から帰ってきた きりちゃん は、おばあちゃんを見ていいました。立派な7段のお雛様を飾りながら、ひな祭りのことを教えてもらいました。
3月3日になったので、きりちゃんは弟と一緒に雛ちらしとハマグリのうしお汁をつくるお手伝いをします。最後に談笑しながら家族揃ってお料理を食べました。
・豆知識・・・・
- 雨水の日に雛人形を飾ると良縁に恵まれる。
- 平安時代には、紙で作ったお人形を川に流し、病気やよくないことを自分の身代わりにもっていってくれるように祈った。
- 江戸時代には、立派な雛人形を飾ってお祝いするようになった。
- ひな祭りは、女の子の成長と幸せを願う日である。
- はまぐりには、自分にぴったりの人に出会えますように、という願いが込められている。
- 菱餅の三色は、草の色(緑)、雪の色(白)、花の色(桃色)から成り、春の景色を表している。
- 雛人形は幸せな結婚式の様子を表している。
・感想・・・・・
ひな祭りにどのような願いが込められているのかがしっかりと説明されています。ひな祭りに関する豆知識や雛ちらしの作り方が、わかりやすい表現でたくさん描かれていました。とてもよかったです。
3. どうぶつ村のごちそうごよみ
みんなで集まってわいわいとひな祭りをします(^ ^)ひな祭りの日の過ごし方がわかります。
・ストーリー・・
「きょうは、ももの せっく。」お友達を招いてひな祭りをします。まず、ひな人形と一緒に大好きなお人形を並べました。そのあと、
- ちらし寿司を作る
- お菓子を並べる
- お手玉をする
- おはじきで遊ぶ
- 折り紙を折る
準備をして、沢山遊んで、ご馳走を食べました。
以後のページに、こどもの日のことが描かれます(^ ^)
・感想・・・・・
雛ちらしの作り方や、折り紙でのお雛様の折り方が細かく描かれています。ひな祭りの日の過ごし方を、とてもわかりやすく教えてくれる絵本です(^ ^)
4. ながしびなのねがいごと
昔の人が流し雛にどのように願いを込めたのかがわかります(^ ^)
・ストーリー・・
「むかし むかしの おはなしです。」おかよ は人形が大好きです。おかよは、人形と荷物を持って、おつかいへ出掛けました。山道を少し登ったところで山犬に襲われ、おかよは谷底へ転がり落ちてしまいます。
気がつくとおかよは自宅に寝かされていました。おかよが人形のことを気にするので、おばあちゃんは、おかよに付きっきりでたくさんの人形を作りました。おかよは、何日経っても寝込んだままです。おかよはお祓いをしてもらい、おかよのために身代わりの人形を川へ流しました。
すると、次の日からおかよは元気になりました。そのことは村で噂になり、やがて多くの人が、「病気にならないうちに、うちの子の代わりに人形を流して、無事に育つように祈ろう」と考えるようになりました。
そうするうちに、「女の子の幸せを祈ってお祭りをしましょう」ということになり、3月3日に流し雛をしたり、お雛様を飾ったりして、日本中でお祝いをするようになりました。
・感想・・・・・
雛人形やひな祭りの始まりが、わかりやすいストーリーで丁寧に描かれています。ぱっと読むと昔話のようなのですが、「新たに書き起こした創作です」と記されています。絵本の最後には、ひな祭りについての詳しい情報と折り紙のお雛様の折り方が見開き2ページでまとめられています。
ひなまつりの色々な絵本
ひなまつりを題材にした様々な絵本を集めました(^ ^)
5. おばあちゃんのひなまつり
とっても可愛らしい夢のようなお話です(^ ^)
夜、おばあちゃんが一人で甘酒を飲んでいると、襖がすいっと開いて、女の子が入ってきました。おばあちゃんが嬉しくなってもてなすと、どんどん子どもたちが入ってきます。「あはは、ゆかい ゆかい。」とっても賑やかになりました。 たくさん踊り、すっかり疲れておばあちゃんが眠ってしまうと、子どもたちは襖の向こうへ帰って行きました。次の日、襖を開けてびっくり。昨日の子どもたちは、y雛人形たちだったのです。
6. ゆうくんのおひなさま
男の子からみたひな祭りのお話です(^ ^)
ひな祭りの季節。女の子たちは大はしゃぎだけれど、ゆうくんは面白くありません。ひな壇に向かって紙飛行機を投げてぶつけてしまいます。そこに先生がやってきて「みんなでお雛様を折ろう」と提案します。それでもゆうくんはぐずりましたが、「紙のお雛様は子どもの病気やけがをもらってくれる」と聞いて、ゆうくんは立ち上がりました。最近園を休んでいた、しいちゃんのことを思い出したのです。ゆうくんは近くの川へ行き、しいちゃんのことを考えながらお姫様を流しました。
7. わたしのおひなさま
女の子が河童の世界で流し雛をする不思議なお話です(^ ^)
「ひとりで おんもに でられますように。」おばあちゃんとお母さんに連れられて、ももちゃんは流し雛をしにきました。お雛様を川に流すと、川の底から手がのびてきて、お雛様を掴み、川の中へ持って行ってしまいました。ももちゃんは川へ飛び込み、追いかけました。お姫様をとったのは、河童のお父さんでした。河童のお父さんは、病気で死にそうになっている娘の体をお雛様でさすります。ももちゃんは、河童のお父さんと一緒に「川の中の川」にお雛様を浮かべて流しました。河童の女の子はすっかりと元気になり、翌日、ももちゃんも一人でお外に出られました。
いかがだったでしょうか?
素敵なひな祭りになりますように(^ ^)
さとみ