絵本ネタバレ:子どもに一番大切なメッセージを伝えるための絵本
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こんにちは!さとみです(^ ^)
こんにちは!さとみです。
今日は、子どもに「あなたが大切だよ」「あなたが生まれてくれて嬉しいよ」と伝えることを手伝ってくれる絵本を一冊紹介します。今後も、そのような絵本に出会ったら、随時この記事に追加していきたいと思います(^ ^)
1. いいこってどんなこ?
「どんなに おバカさんでも、バニーは おかあさんの たからもの」
- 作者: ジーンモデシット,ロビンスポワート,Jeanne Modesitt,Robin Spowart,もきかずこ
- 出版社/メーカー: 冨山房
- 発売日: 1994/10/25
- メディア: 大型本
- 購入: 4人 クリック: 6回
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↑3歳頃からオススメ
●ネタバレ●●
「ねえ、おかあさん、いいこって どんなこ?」
うさぎのバニーがお母さんに尋ねます。
絶対に泣かない子?強い子?怒らない子?ばかなことばっかりしない子?可愛い子?
バニーが尋ねる度に、お母さんは、泣いてもいい、怖くてもいい、怒っているときも大好きで、おバカさんでも宝物で、「バニーは いまの まんまで いいの」と伝えます。最後に、もう一度バニーが「ぼくが どんなこ だったら いちばん うれしい?」と尋ねます。お母さんは「バニーは バニーらしく していてくれるのが いちばんよ」「いまの バニーが だいすきなんですもの」と答えました。特には言及されていませんが、絵では、バニーとお母さんがピクニックに出かけ、水辺で一緒に何かを食べて(表紙)、手を繋いで帰り、最後に抱っこして終わります。
●感想●●●●
今朝、3歳の長女が起き抜けに「ママ、私のこと好きになって欲しい」と懇願してきました。私はもちろん、いつも長女のことを愛しています。ただ、日常の中では「早くしなさい」「静かにしなさい」といった小言が多くなりがちで、長女の方も「ゆっくりやるから!」「言わないでよ!」と、やけに反発してきます。自我がますますはっきりとし、会話のバリエーションが増え、大人の使う声色やフレーズをどんどん真似して、生意気なことも言ってきます。下の子のお世話で余裕がないと、私と長女はすぐに喧嘩をしてしまいます。
目先のことにどんなに苛立っていても、子どもへの愛情が失われることもありません。でも、子どもへの愛情の表現が失われることはしばしばあります。そんなときに、この絵本を手に取れたら...?私のように余裕のない母でも、バニーのお母さんのように、子どもを抱きしめて「あなたはどんなときもお母さんの宝物だよ」と伝えてあげることができそうです。
中の絵は、表紙そのままの独特な雰囲気でした。最後のシーンの影が濃く、写真立てで絵本が終わることが意味深です。私は、「命が有限だから、今のうちにしっかりと愛情を示してあげなければ」という気持ちにさせられました。
おわり
いかがでしょうか?今後も、子どもに「あなたが大切だよ」と伝えるための助けになる絵本に出会えたら、随時こちらに追加していきたいと思います(^ ^)
さとみ