おうち時間で3歳を伸ばす〜鉛筆、演奏、体操、生活訓練
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こんにちは!さとみです(^ ^)
前回は、おうち時間を上手く使って小一長女にピアノレッスンを行ったことについて記事にしました。
きょうは、おうち時間を利用して、年少次女が取り組んだことについて紹介します(^ ^)
年少次女は発達に偏りがあり、言語・数字は標準の同年代のお子さんよりも得意だと判定されています。なので、言語・数字の取り組みは少し大きいお子さん向けかもしれません。参考程度に見ていただければと思います(^ ^)
おうち時間の取り組み
鉛筆の持ち方
器用さを伸ばす目的で、鉛筆の持ち方をなおしました(^ ^)
↑こちらのくもんのこども鉛筆を使いました(^ ^)幼児の手に収まりやすい、太くて短い三角鉛筆です。通常、小学校の初めにはBか2Bのやわらかさを指定されますが、こちらの鉛筆は更にやわらかい6Bです。そのまま持たせると、ぎゅっと全ての指で握って書き始めてしまいました。鉛筆に印をつけたり、握っているところを見せたり、指をかけ直させたりと試行錯誤しましたが、ある方法でついにマスターしました。
それは、油性ペンで指に印を3点つける方法です。正しい持ち方で鉛筆と指が触れるべき部分を確認し、親指の腹、人差し指の腹、中指の側面の3箇所に小さな丸をつけました。それまでは何をやってもダメでしたが、この方法では当日から成功し、3日後には手伝わなくても一人でスッと持てるようになりました。
鉛筆削りは、この太い子ども鉛筆が削れる純正のものです。削るパーツが二つ入っており、片方は普通の鉛筆や色鉛筆が削れる規格なので、長く使えます。削りかすも溜めやすく捨てやすい蓋付きのものです(^ ^)
運筆(線の練習)
なんでも長女の真似をしたがる次女には、長女と一緒にひらがなの練習をしている気分になれるように、運筆のワークを用意しました。薄い線を直接なぞったり、迷路のように程よい幅のある2本の線の間を鉛筆で通らせたりするものです。我が家では私がプリントの制作が得意なため次女の様子に合わせて自作してますが、購入するなら内容も紙質も公文や学研のものが信頼できそうです(未調査です)。
ちょうど良さそうなものを見つけられませんでしたが、こういった幼児教育用の教材が多数市販されています(^ ^)
点描写
正方形の中に9個や25個の点が並んでいて、見本の通りに真っ直ぐに点をつないでいくと図形が完成するものです。ちょうど次女に必要なスキルを伸ばせたように思います。こちらも我が家では自作していますが、フリーダウンロードの教材もあるようです。
表の理解
A4白紙にフリーハンドで7x7程度の表を作り、行は7色の色、列は7つのマーク(図形や生き物)を指定したものを作りました。みんなで「ピンクのクマならどこに入れる?」「このマスなら何色の何を描けばいい?」と考えながら埋めて行きました。表が読めれば視覚支援(身支度などの工程を図や表などにして視覚的に伝える方法)の幅が広がるので注力しました。子どもたちもゲーム感覚でとても楽しみました(^ ^)
ちなみに、休校中の小一長女は表が読めるようになったことで100マス計算の方式で計算練習ができるようになりました。プリントの用意が楽です!笑
鍵盤の演奏
元々演奏に興味があった次女の器用さを伸ばすことと、後のピアノ練習の前段階にする目的で演奏の運指指導を始めました。使った楽器はミキハウスの木琴おもちゃです。
- 音楽に合わせてメロディの鍵盤が順に光るので、楽譜が読めなくても光を追えばメロディを演奏できる
- 鍵盤の大きさと軽さが幼児の運指練習にちょうどいい
ということから採用しました。楽譜つきで、動揺が15曲収録されています。
まずは、右手の親指1、人差し指2、中指3、薬指4、小指5であることを覚えさせました(ピアノの楽譜でも共通の割り当てです)。
次に、次女が光に合わせて演奏するときに、保護者が「54321321〜」といった風に音楽に合わせて運指を歌います。これを繰り返していると、段々遅れずに5本の指で演奏できるようになってきました(^ ^)
リズムの練習
体を動かすことと、リズム感の練習、そして楽しむことを目的に、アプリの「太鼓の達人」を再生し、タイミングに合わせて家にあった箱を叩きました。毎日、「体を使って元気に2曲ほど箱を叩き、最後の1曲はお楽しみで画面でタップする」という形式にしました。最初は全く一つも合いませんでしたが、今では箱を叩く姿もさまになり、画面では簡単モードもクリアできるようになりました(^ ^)
体操
体を動かすことと、リズム感の練習、自分の体を捉えて四肢を分離することを目的に、テレビの体操を始めました。NHKの「テレビ体操」とEテレの「おかあさんといっしょ」の踊りや体操に取り組んでいます。こちらも、最初は全く歯が立ちませんでしたが、最近では真似ができるようになりました。
発達に偏りのある次女の場合、幼稚園の体操や踊りの時間に挫けてしまうことを心配していましたが、もう大丈夫そうです(^ ^)
お風呂セットの用意
自己管理と生活の練習を目的に始めました。体操服袋のような大きな巾着を用意し、入浴後に必要なタオルや着替えを事前に自分で入れさせるようにしました。最初は巾着の開閉ができなかったり、入れるものがわからなかったり、見つけられなかったりとトラブル続きでしたが、最近では当たり前にこなしてくれるようになりました。
幼稚園でも体操服袋のようなものを使用するので、先に練習ができてよかったです(^ ^)
身支度の練習
自己管理と生活の練習を目的に始めました。「視覚支援ボード(やることを見てわかるようにするもの)」を作成し、使わせています。視覚支援ボードにも様々な形式がありますが、我が家では、
- ホワイトボード(磁石がつくもの):マスキングテープで左右を2つに区切っておく
- まるい磁石:やることを絵と字でかいたシールを貼っておく
というものを用意し、ホワイトボードの「左側がこれからすること、右側ができたこと」という風に表示して、まるい磁石を一つずつ確認しながら動かすようにしました。
全て終わると、チョコレートと交換可能な「ご褒美磁石」をつけて、完了を示します。分かりやすく楽しいようで、毎日使ってくれています(^ ^)
こちらの画像は参考までに。我が家ではA4サイズのホワイトボード(磁石がつくもの)と、直径3センチのまるい磁石、磁石に貼れる大きさのラベルシールを使っています(^ ^)
箸の持ち方
生活の練習と器用さの練習を目的に、お箸もステップアップしました。
2歳からリングが3つあるタイプのこちら(↑)のエジソン箸を使用していましたが、
リングが一つ少なく代わりに出っ張りで支えてくれるタイプのものにステップアップしました(^ ^)数ヶ月前に試した時は「難しい」と言われて一度やめたのですが、今回はすんなり使えるようになりました。タイミングは無理のないように決めると良いと思います(^ ^)
英語の練習
英語に抵抗感を作らず親しみを持つことを目的に、少しだけ英語の練習を始めました。まだ平仮名とカタカナをマスターしていないので読み書きはせずに、英語のフレーズや歌、数え方を口頭で紹介しています。着々と覚えて、時々嬉しそうに披露してくれます(^ ^)
おわり
いかがでしょうか?入園式もしないままの休園で、たくさんのおうち時間ができてしまったので、我が家では様々な試みを導入しました。次女の興味と必要に合わせて取り入れたものです。「たくさんしなきゃ」というプレッシャーではなく、ちょっとした参考になれば幸いです。
みなさんの毎日に穏やかな時間がありますように(^ ^)
さとみ
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↓最近、私のリフレッシュタイムに活用しています(^ ^)