絵本ネタバレ:4歳頃からオススメの科学絵本(1)
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こんにちは!さとみです(^ ^)
みなさんは生き物に興味はありますか?お子さんはどうでしょうか?私はネコは好きですがその他の動物や魚にはほとんど興味がなく、虫に至ってはかなり苦手です。しかし、娘たちは動物も魚も虫も大好きです。
きょうは、生き物に興味がなく虫が苦手な私でも大絶賛の4歳頃からオススメの生き物のずかんと写真絵本を紹介します♪
1. チョウのなかま
◆ 18種のチョウが主役の、成長の過程が視覚的に楽しめる写真の図鑑。
◆ 一度見方を教えれば、幼稚園児も一人で楽しめそうです!
- 大体30ページの程よい薄さ、B5ぐらいの開きやすい大きさで、写真を中心に18種のチョウの変化が紹介されます。
- 各見開きページに18枚の写真を並べて、葉に乗る卵→幼虫→幼虫が食べる植物→さなぎ→成虫が紹介されます。各段階での18種の写真を一望し見比べられるのがとても楽しいです。各見開きページの下方に「①クロアゲハ(1.5 mm)②キアゲハ(1.2 mm)」といった簡潔な情報が書かれています(この数値は卵の直径または高さです)。
- また、アゲハ、オオムラサキ、ヤママユの3種については、孵化と羽化の様子を5コマずつの写真で見ることができます。
- その他のページには、チョウの作り(前羽、後羽、触覚、複眼、...)、オスとメスや裏と表で色模様の異なるチョウ、チョウとガの比較、カイコのことなどが写真で示されます。
イラストは挿入せずクリアな写真だけが使われている点や、説明が少ないのにわかりやすい点も魅力的です。虫が苦手な私でも楽しんで読むことができました。虫の本の最初の1冊にいかがでしょうか?(^ ^)
2. 生きもののすみか(学研)
◆ 12種の動物が主役の、動物の生態を楽しく学べる写真とイラストの図鑑(第1巻)。
◆ 幼稚園児の場合は親子でじっくり語らうのにオススメです!
- 1冊あたり大体30ページほどの程よい薄さですが、A4ほどの大きさで文字も散りばめられ、ちょうどよく充実感のある情報量に感じます。全4巻は①動物、②昆虫、③鳥、④水の生き物からなります。
- 1巻の「動物」では、ビーバー、ムササビ、ヤマネズミ、モグラ、アイアイ、プレーリードッグ、シマリス、ナキウサギ、カモノハシ、チンパンジー、アメリカクロクマ、ミシシッピワニの12種の動物のすみかが見開き1ページずつ紹介されています。それぞれの見開きでは、12種の動物のすみかの外観の写真と中の様子のイラストが大きく載せられています。写真だけでは枝の塊のように見えたりして分かりづらいのですが、イラストによる図解と見比べるととても楽しめます。他に、その動物の体長などの基本情報や、すみかの作り方、普段の暮らしぶりなども読むことができます。
- また、町をすみかにする動物や、すみかを持たない動物も紹介されています。
生き物といえば、見た目、大きさ、生息地、エサ、うんちなんかの説明はよく見ますが、「すみか」の観点で見やすく面白くまとまっている書籍に初めて出会いました。こちらもとてもオススメです(^ ^)
3. 野鳥の図鑑
◆ 数え切れないほどの美しい鳥の姿を絵で楽しめる図鑑。
◆ 幼稚園児の場合は様々な美しい鳥の姿を楽しむか、親子で鳥の種類を特定することを楽しめそうです!
野鳥の図鑑―にわやこうえんの鳥からうみの鳥まで (福音館の科学シリーズ)
- 作者: 藪内正幸
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1991/06/25
- メディア: 単行本
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- 高校の国語の教科書や、大きめの漫画の単行本のようなサイズ感です。大体350ページからなり、表紙は一般的な絵本とは異なる柔らかいものです。鳥は全て写真ではなくリアルで緻密で美しい絵で紹介されます。絵の邪魔にならないようにそっと説明文が載せられています。
- 「庭や公園にくる鳥」「草原の鳥」「山や林の鳥」「川や沼の鳥」「海の鳥」の5つのセクションに分けられ、それぞれについて多数の鳥が美しく、愛らしく、または猛々しい姿で周辺の環境とともに描かれます。
- 巻末に鳥を見るときに注目するポイントも鳥の絵とともに詳しく紹介されています。
大人向けにも大満足ですが、本文の全ての文字に読み仮名が振ってあり、鳥が好きな子どももとても楽しめそうです(^ ^)
4. さかなのたまご
◆ 10種類の魚の卵の生き残りをかけた物語が綴られる写真絵本。
◆ 幼稚園児から楽しめます!パッと渡しただけで字が読める子は一人でも楽しめそうです!
さかなのたまご: いきのこりを かけた だいさくせん (ふしぎいっぱい写真絵本)
- 作者: 内山りゅう
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2017/07/14
- メディア: 大型本
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- かたい表紙で、幼稚園頃によくある絵本のサイズ感、大体35ページです。大きく少ない文字で読点「、」や漢字が一切なく、小さな子が読みやすい写真絵本です。
- 川の中を見ると、石の下からカワヨシノボリが顔を覗かせています。カワヨシノボリは卵を守り、卵から子どもたちが生まれます。この後、砂利に隠されたサケの卵、貝に産み付けられたニッポンバラタナゴの卵、自作の巣に隠されたトミヨの卵、数万個もばらまかれたコイの卵、水草に絡まったメダカの卵、水たまりにおかれたナマズの卵など、10種類の魚の卵の生存戦略が次々に写真で紹介されていきます。
- 写真は大きくクリアで、本文は簡潔でとても分かりやすいです。一番最後に登場する10種類の魚の基本情報が一望できるようにまとめられています(ここは漢字とふり仮名あり)。
幼稚園児が自分で読むのにとてもオススメの写真絵本です(^ ^)
おわり
いかがでしょうか?生き物にあまり興味がない私でも自分からどんどんめくりたくなるようなものばかりでした!娘たちもとても楽しそうです!みなさまの素敵な育児生活の参考になりますように(^ ^)
さとみ