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こんにちは!さとみです(^ ^)
長引くコロナ休校に対応するため、我が家では小1長女に家庭内でのピアノレッスンを始めました。きょうは、その方法を共有します(^ ^)
その前に
使用するピアノ
市販の低価格帯の電子ピアノを使用しています。機種は、一昨年購入した「KORG B1BK X型88鍵盤」です。
- 音量を絞れる
- 鍵盤の大きさ、数、重みがピアノと同じ
- 弾き方と音量が連動するもの
- 複数の鍵盤を同時に鳴らせるもの
であることに注意しました。メーカーは、夫が過去に使っていて丈夫でよかったというものを選びました(^ ^)
長女の段階
家庭でのレッスンを始める時点で長女は、
- 5線符や音符の存在は知っているが、全く読めない
- 子ども用のピアノおもちゃで遊ぶ時は必ず人差し指を使う
という段階でした(^ ^)
ママの段階
私自身は、
- 子どもの頃に10年間ピアノを習っていた
- その他に音楽系の勉強の経験はなし
- 暇で気が向くとピアノを弾くけれど、基本的にはブランク状態
です(^ ^)
自宅でレッスッン開始
ここからは、我が家で上手くいったレッスンの段取りを紹介します(^ ^)ひとつのステップが数日〜1週間程度です。日数を決めるのではなく、長女の様子(できる・できない・集中している・飽きている)を見ながら、進める速さを決めています。
ステップ1. 和音(伴奏なし)
ドミソ、シレソ、ドファラの3つの和音の体系を連打します。日によって、ミソド、レソシ、ラドファなど、自由に選んでもらいます。片手ずつで、右手3種、左手3種の6種類を1〜3分ずつ行いました(^ ^)
ステップ2. ドレミファソファミレド(伴奏なし)
「ドレミファソファミレド」すなわち「123454321」の最もシンプルな運指を好きな音で始めて繰り返します。片手ずつ合計6種類を1〜3分ずつ行います。「レミファソラソファミレ」や「ファソラシドシラソファ」でも構いません。
ステップ3. ドレミファソファミレド(伴奏:和音1拍)
メロディはステップ2と同様のまま、反対の手で1拍目に和音を入れます。例えば、右手が「ドレミファソファミレドレミファソファミレ...」の繰り返しなら、右手の「ド」ごとに左手で「ドミソ」を弾きます。メロディと和音の手を交代しながら合計6種類を1〜3分ずつ行います。開始の音も和音も自分で選んでもらうようにしました。
また、この段階から楽譜の記入を開始しました。5線符ノートを用意し、自分で考えたメロディと和音の組み合わせを書かせます。右手はト音記号、左手はへ音記号で、ドの位置から教えます。最初はつきっきりで教えて、音の高さだけ徐々に読めるようになれば十分です。私はA4縦6段の自作の5線譜を使っていますが、市販のものでOKです。両手の曲なので、段数は偶数が用意と思います。こちらのリンクのノートは4段でちょうど良さそう(^ ^)
ステップ4. ドミファソラソファミド(伴奏、和音1拍)
メロディは「ドミファソラソファミド」など、「123454321」の運指で1と2の間を1音抜かす練習をします。反対の手で1拍目に和音を入れます。例えば、右手が「ドミファソラソファミドミファソラソファミ...」の繰り返しなら、右手の「ド」ごとに左手で「ドミソ」を弾きます。メロディと和音の手を交代しながら合計6種類を1〜3分ずつ行います。開始の音も和音も自分で選んでもらうようにしました。
時間はかかりますが、楽譜の記入もします。まだまだかなり手厚く教えないと楽譜を書くのは難しいです。休止符等は私が記入します。
ステップ5. ドレミファソラシド / ドシラソファミレド(伴奏:和音1拍)
メロディは「ドレミファソラシド」など、右手は「12312345」左手は「12345321」の運指を好きな音で始めて繰り返します。反対の手で1拍目に和音を入れます。例えば、右手が「ドレミファソラシド...」の繰り返しなら、右手の最初の「ド」ごとに左手で「ドミソ」を弾きます。メロディと和音の手を交代しながら合計6種類を1〜3分ずつ行います。開始の音も和音も自分で選んでもらうようにしました。
慣れたら「ドシラソファミレド」など、下がる場合の運指も教えます。右手は「54321321」、左手は「12312345」です。
時間はかかりますが、楽譜の記入もします。だいぶ音の高さを数えられるようになってきました。休止符等は私が記入します。4/4で、1小節を4つに分ける補助線を薄く引き、音符の横方向(時間方向)の位置も指導し始めました。
ステップ6. ドレミファソファミレ / ドミファソラソファミ / ドレミファソラシド / ドシラソファミレド(伴奏:和音1・3拍、変形和音1・3拍)
メロディはステップ3〜5のままで、伴奏の和音を1拍目と3拍目に入れます。例えば、右手が「ドレミファソファミレドレミファソファミレ...」の繰り返しなら、右手の「ド」「ミ」「ソ」「ミ」ごとに左手で「ドミソ」を弾きます。メロディと和音の手を交代しながら合計6種類を1〜3分ずつ行います。開始の音も和音も自分で選んでもらうようにしました。
慣れたら、変形の和音を取り入れます。例えば、同様に右手が「ドレミファソファミレドレミファソファミレ...」の繰り返しで、左手の和音を「ドミソ」とする場合、左手は1拍目で「ド」、3拍目で「ミ」「ソ」を同時に弾きます。
時間はかかりますが、楽譜の記入もします。
成果
ここまでの1ヶ月間で、
- 3種類の和音の体系に親しむ
- 5本の指をわけて動かす
- 変形した運指に慣れる
- 片手でメロディを弾き、反対の手で伴奏を弾くことに慣れる
- 数えればト音記号とへ音記号の5線譜が読める
という状態になりました(^ ^)
これから
次はブルグミュラー25の1をゆっくり教えていく予定です(^ ^)
↑こちらでしょうか。「すなおな心」で始まるものを使います(^ ^)
おわり
いかがでしょうか?長女はよく頑張ったほうで、もう少しゆっくりでも良いかと思います。先の見えない休校は不安ですが、今のうちにひとつのスキルを身に付けるのもよいかと思います。もうひといき頑張って教えたら、あとは自分で楽譜を見て自分で練習を進められる段階に入るので、今のうちに進めようと思います(^ ^)
みなさまの毎日に音楽の癒しがあることをお祈りいたします(^ ^)
さとみ
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↓最近、私のリフレッシュタイムに活用しています(^ ^)