引っ越し記録:敷金が返還されなかった
こんにちは!さとみです(^ ^)
きょうは、前々回の続きで引っ越しの体験をメモしたいと思います。
敷金が返って来なかった
結論から言うと、今回の引っ越しでは、残念ながら退去の際に敷金が1円も返ってきませんでした...。
敷金と礼金
それぞれ家賃の0〜2ヶ月分程度の金額です。なので、例えば家賃が10万円の場合だと、敷金0〜20万円、礼金0〜20万円を入居時に払っています。我が家でも、入居時に10万円弱の敷金を支払っていました。通常なら、退去の際にこの敷金が全額返還されます。過去3回のうち、2回の引っ越しではきっちりと全額返還されました!そして3回目は...。
返って来ない敷金
我が家ではなぜ敷金が返って来なかったのか。それは、部屋の汚損に責任があると判断され、敷金を超える修繕費を請求されたためです。
素人なので詳しくはありませんが、通常、入居者の善良な管理に基づいて汚れや破損が生じた場合は、入居者に賠償の責任がありません。
私たちも、誠心誠意「善良な管理」をしてきたつもりだったのですが...。
入居者に責任が生じない例
- 日焼け
- 経年劣化
入居者に責任が生じる例
- タバコの跡
- カビ
- 壁の傷や落書き
誰がどう住んでも生じるような経年劣化は、賠償する必要がないので安心です。
今回、問題になったのは、
- 壁紙の剥がれ
- 壁紙のカビ
- 床のカビ
- 浴室の汚れ
でした。
壁紙の剥がれ
→かなり小さく剥がれた箇所があったのですが、しっかり張替えにカウントされました。
壁紙・床のカビ
→結露のひどい部屋で、とても苦労していました。毎年、換気や拭き掃除をかなり頑張ったのですが、部屋の隅には水たまり。冷蔵庫下にも水たまり。明らかに部屋の欠陥と言いたいのですが、責任は私たちにあると判断されました。これについて、驚きの情報を得ました。なんと、「一年目に、状況が発生してすぐに管理会社に連絡をしておけば、原因は住居人ではなく建物にあると認められた」と言うのです!かなりショックです!!善良な管理の義務の中には報告の義務が含まれるということでしょうか。この結露のせいで、自前の家具が3つもカビで処分になりました。冬場の拭き掃除、春先のカビ掃除、退去時の万単位の請求...。家具の保障はないとしても、掃除の手間も消えないとしても、あのとき電話一本しておけば、この請求はなかったんだなぁ...と、とても後悔しました。今後は、居室に何かあるたびにすぐに管理会社に連絡しようと心に決めました。
浴室の汚れ
→シャンプーなどを置くための金属のラックの一部が錆びていて、床にサビ汚れをつけていました。それと、鏡を磨いていなかったので、少し白くなっていたようです。100均のダイヤモンドスポンジで磨くと綺麗になると話題ですよね。あまり意識していなかったのですが、100円のスポンジとちょっとの手間を掛けなかったために、ここでもがっつりと引かれてしまいました。
以上から、10万円近くの賠償を請求され、敷金は返還されず、追加の費用を支払っての退去となりました。この体験から学んだことは、
- 部屋に汚損が生じたら、すぐに管理会社に連絡する
- 退去時には充実の掃除グッズと十分な掃除時間で臨む
- 入居中、部屋の壁紙に傷をつけないようにする
ということでした。
そして、次回の退去時の作戦を立てました。
- 不要になった衣類をためておく:使い捨ての雑巾にします。
- 掃除機を1台搬出せずに残してもらう:しっかり掃除した後に宅急便で送ります。
- おしりふきをおいてく:拭き掃除に使います。
- ダイヤモンドスポンジを買っおく:浴室の鏡を磨きます。
- 洗剤と大きいビニール袋を用意する:コンロ台に洗剤を吹きかけ、ビニール袋で閉じ込めます。窓用の洗剤を使ったのですが、一晩で汚れがかなり柔らかくなりました。
- 時間に余裕を持って、磨けるところは全て磨いて置く。
更に、次回の入居時には、
- 入居後数日以内に汚損箇所を調べ、証拠の写真を撮る:こちらに責任がないことがわかるように管理会社に連絡します。
- 汚損を防ぐシートやフィルターを可能な限り設置する:コンロ周りや鏡にも設置しました。
- 入居中にカビや汚損が生じたら、すぐに管理会社に連絡する:責任の所在を明らかにします。
ということを考えました。
そもそも、賃貸住宅は借り物なので、丁寧に使って、綺麗にして返すのが当たり前ですよね。あとは報告!報告の義務も果たして行きましょう。
残念な現場からは以上です。
どなたかのお役に立てますように(^ ^)
さとみ