短期決戦の快適トイレトレーニング ③まとめ
こんにちは!さとみです。
子どもが2〜3歳になると、気になるのがトイレトレーニング。今日は、3歳前の長女と経験したトイレデビューに際して感想をまとめたいと思います♪
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短期決戦の快適トイレトレーニング ③まとめ(本記事)
トイレトレーニングの道のり
長女は以下のような流れでトイレトレーニングを進めました♪
- トイレトレーニング絵本を読む(1歳後半〜)
- トイレ・オマルに座ってみる(1歳後半〜)
- トイレトレーニング休憩(2歳0ヶ月〜)
- トイレに連行作戦開始(2歳11ヶ月)
- 自己申告でトイレへ(3歳0ヶ月〜)
- 日中はトレーニングパンツを着用(3歳0ヶ月〜)←いまここ!
- 日中のトイレトレーニング完了
- 夜のトイレトレーニング完了
現在は、就寝時と長時間の外出時以外は、薄い布のトレーニングパンツで過ごし、トイレでのほとんどの動作を一人でこなしてくれています。
※トイレトレーニングの詳細な記録はこちら→トイレトレーニング ①記録編
トイレトレーニングのメリット
トイレに行けるようになって、いいことがたくさんありました(^ ^)
- 本人の自信がついた
- お世話が楽になった
- オムツ代とおしりふき代がごっそり減った
- ゴミが減った
- 入園前の準備が整った
1. 本人の自信がついた
トイレトレーニングが進むに従い、本人がとてもキラキラしてきました。実は、ここ半年ほど内面に問題を抱えていた長女。専門機関で相談すると、「自信が足りなくなっている様子なので、たくさん褒めてください」と指導されました。
それが、
- できないと思っていたのに、時間をかけてうんちがトイレで出せた。
- うんちがトイレに座ってすぐに出せるようになった。
- うんちのタイミングを自分から言えるようになった。
- おしっこもトイレで出せるようになった。
- パンツが履けるようになった。
- パンツで漏らさずに毎日過ごせるようになった。
- トイレでの一連の動作がほとんど一人でできるようになった。
- お父さんもお母さんもおばあちゃんも、みんな「すごい」と褒めてくれる。
という、トイレトレーニングのステップは、まさに長女が自信を回復するステップだったのです。
「長女ちゃんはもう3歳なんだよ♪ 大きくてすごいんだよ♪ パンツ履いてるんだよ!自分でトイレに行けるんだよ♪」
と、誇らしそうに毎日言ってきます。これを期に、内面の問題も一気に改善されました。初めは「見切り発車の強制連行」で始まったのですが、いま、思い切ってトイレトレーニングを進めて本当によかったです。
※トイレトレーニングの詳細な記録はこちら→トイレトレーニング ①記録編
2. お世話が楽になった
トイレに行ってくれるようになって、お世話がとても楽になりました。オムツのうんちをトイレに捨て直さなくていい生活。寝起きのおしっこがオムツから溢れない生活。最高です。今しているトイレ関係のお世話は、
- 電気をつける
- トイレットペーパーをちぎって渡す
- うんちのときはお尻を拭く
- トイレを流す
- 電気を消す
- 手を洗う
- パンツを洗濯する
- 2時間半ごとにアラームを設定し、声をかける
これだけです。めちゃくちゃ簡単です。トイレまで慌てて走ったり、手取り足取り動作を手伝ったりするのは、トイレに通い始めた最初の1ヶ月半の間だけでした。トレーニングパンツを履かせ、それに合わせて衣類を短いものに変えてからは、3日で残りの全ての動作(パンツを下ろす、補助便座をセットする、トイレに座る、など)を習得してくれました。
3. オムツ代とおしりふき代がごっそり減った
トレーニングパンツを履くようになって、おしっこの回数を数えてみたら、1日に大体7回程度でした。Lサイズのパンツオムツ(パンパース)は1枚あたり25円程度なので、
ひと月あたりのオムツ代を概算すると
25円 x 7枚 x 30日 = 5250円
大きいですね!3歳からは児童手当が1万5千円から1万円に減ってしまうので、ママとしては是非オムツは卒業してほしいところです(^ ^)
4. ゴミが減った
パンパンだったゴミ袋が、1サイズ小さくなりました!
5. 入園の準備が整った
長女は4月から幼稚園へ入園します。面談時に「オムツは外れていなくてもOK」と言われましたが、ママとしてはやっぱりはずれている方が色々な意味で安心です(> <)「間に合わなくてもいいや」と思ってはいたのですが、スムーズに進んで思わぬラッキーでした。まだ自分で紙はちぎれませんが(^ ^)
トイレトレーニングの必須アイテム
トイレトレーニングで買ってよかったものと、その金額をおおざっぱにまとめてみました(^ ^)
※トイレトレーニングに使ったアイテムはこちら→トイレトレーニング ②道具編
布のトレーニングパンツ
3000円。
4層、3層、2層のものを2枚ずつ、計6枚を購入し、大体3000円程度でした。
補助便座
1300円。
取っ手などのないシンプルなものを購入しました。
ご褒美
300円。
A4紙と水性ペンでシートを自作し、おしっこシール、うんちシール、パンツシールを作って、達成するたびに貼らせています。
また、小さなお菓子もご褒美として用意し、最初のうちは達成するたびに、多くなってからは食後のタイミングで与えています。
※トイレトレーニングに使ったアイテムはこちら→トイレトレーニング ②道具編
トイレトレーニング成功の鍵
トイレトレーニング成功の鍵をまとめます♪
- 頭の準備(知識)
- 体の準備(機能)
- 心の準備(意欲)
1. 頭の準備(知識)
1歳後半から数ヶ月間、トイレトレーニング絵本の読み聞かせを行いました。
まずは、トイレで排泄することを子どもが理解することが必要です。生まれて以来「おしっことうんちはオムツでしないといけない」とずっと教えられてきたのに、ある日突然「おしっことうんちはトイレでしましょう」と言われます。子どもにとっては「???」。「トイレに行くのは大きい人だけでしょ?」「自分は別にオムツでいいし?」「なんでトイレ?」と疑問だらけ。
繰り返しトイレの絵本を読み聞かせながら「小さい赤ちゃんはオムツでおしっこ。大きくなったらトイレでおしっこ」「トイレでおしっこするのは、かっこよくて、楽で、気持ちがいい」ということを、じっくり浸透させていきましょう。
※オススメのトイレトレーニング絵本はこちら→トイレトレーニング ②道具編
※その他のトイレトレーニング絵本はこちら
2. 体の準備(機能)
2歳なりたての頃に機能面の未熟さを感じ、3歳直前までトイレトレーニングをお休みしました。
いくらトイレの知識と意欲があっても、体の準備ができていなければトイレへ移行することはできません。おしっこのタイミングをコントロールしたり、事前に気がついたりするには、体の機能が整うことと、練習して慣れることの両方が必要です。体の発達には個人差があるので、3歳未満でトイレトレーニングがうまく進まないときは、数ヶ月お休みしてみるのがよいかもしれません。
3. 心の準備(意欲)
3歳直前に意欲を重点的に掻き立てたらトイレに行ってくれるようになりました。
3歳目前のある日、長女がパパに「トイレに座ってみたい」と話すのが聞こえてきました。でも、別の日に誘ってみると「いや」と言います。いよいよトイレトレーニングも本格化していい頃。長女は「気が向くときと気が向かないときがある」ということに気づき、動機付けに注力することにしました。
まずは、「トイレで排泄してもいいことない。」これが、子どもにとっては普通の状態です。面倒なオムツ替えをしなくていい、オムツ代とおしりふき代が浮く、人並みに成長してくれて安心。私たちはとても嬉しいのですが、子どもにとってはどのような喜びがあるのでしょう?どんな「得」をするのでしょう?
我が家では5つの「得(=ご褒美)」を長女に示しました。
- トイレで排泄する度に、達成シールがもらえる
- トイレで排泄した回数分の、小さなお菓子がもらえる
- パンツで無事に過ごせたら、パンツシールと夕食後のデザートがもらえる
- 完全にオムツがとれたら、1500円分のオモチャや服やお菓子を買ってもらえる
- トイレで排泄する度に、お母さんが「嬉しい」
1つ目のご褒美:
「おしっこシール」「うんちシール」「パンツシール」を各30枚用意し、達成する度に自作のシートに貼ってもらいました。各シールは、100円均一の無地のシールに油性ペンでおしっこ・うんち・パンツの絵を書き込んだものです。自作のシートは、A4のコピー用紙に水性ペンで「おしっこコーナー」「うんちコーナー」「パンツコーナー」をつくり、ちょっと可愛く飾ったものです。壁のいつでもよく見える場所に貼りました。
達成する度に、シールに日付を書き込んで長女に渡し、長女が自分でシールを貼ります。このよかった点は、うんちとおしっこの達成状況が別々に本人に分かるところです。毎日眺めては、「うんちは10回もできてる!」「おしっこはまだ3回だ......今日はおしっこトイレでする!!」みたいに、自信にしたり、モチベーションにしたり、してくれました。
2つ目のご褒美:
お菓子はやっぱり嬉しいので、単純に強い意欲になるようです。お菓子を食べ過ぎてもらっては困るので、マーブルチョコやアポロチョコレート1粒みたいな、甘栗や甘納豆1粒みたいな、「本当にちょっとなんだけど、でもこの時しかもらえない貴重な一品!」という位置付けにして、与えています(日常的に食べているものだとやはり効果は出にくいと思います)。
ただ、お菓子の量が多くなったり、一日中だらだら食べるようでは心配です。量は少なく設定し(1粒ずつ)、最初のうちは「達成したらすぐ」、トイレが定着してきてご褒美の回数が多くなってからは「食後にまとめて」、与えるようにしました。
3つ目のご褒美:
就寝時以外を布のパンツで無事に過ごせたら、「パンツシール」とパンツのご褒美のお菓子を与えます。
例えば、1日におしっこ7回、うんち1回、パンツで無事に過ごしたとしても、〈甘栗7粒・マーブルチョコレート1つ・食後のクッキー1枚〉といった量です。選ぶお菓子と量、タイミングに気をつければ、食育としても問題ないと考えています(^ ^)
4つ目のご褒美:
オムツが1パック1500円ぐらいなので、「オムツって高いんだよ。オムツを使わなくなったら、そのお金でもっともっと楽しいものが買えるんだよ」と教え、1500円分のご褒美を約束しました。ただし、「完全にとれてから」なので、まだまだ先です(^ ^)こうやって、お金の価値や、自分の欲しいものを手に入れる方法を経験的に学んでいってほしいと思っています。
5つ目のご褒美:
子どもって可愛いです。お父さんやお母さんが嬉しいと、子どもはそれだけで嬉しいのです。ママが辛そうにしていると、必死で励ましてくれます。それで嬉しそうにすると、誇らしそうです。トイレに行くと、「嬉しかった?ママ、嬉しかった?」と聞いてきます。「あなたができることが増えて嬉しい」「あなたが立派に成長して嬉しい」そのことを、たくさん伝えてあげたいです。
いかがだったでしょうか?
参考になりますように(^ ^)
さとみ