200冊読んだ中から1歳におすすめの絵本8選
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こんにちは!さとみです(^ ^)
前回から引き続き、ひとりぼっち育児に奮闘中の私が、自力で200冊の読み聞かせを行い、独自に構築したデータベースの中から、個人的に超おすすめの絵本を紹介します。本記事は、1歳半頃から2歳過ぎまでの長女の様子をもとに作成しています。
こちらもどうぞ♪
200冊読んだ中から1歳におすすめの絵本8選(この記事)
実際の読み聞かせによる徹底リサーチ
ランキングの絵本ってどう?
まず、年齢別の絵本ランキングを見て「よさそう」と思ったものをひたすら図書館で借りました。本屋さんの絵本コーナーでイチオシされている絵本も時々チェックします。でも、実際に読み聞かせをしてみて、「これが本当にランキング上位なの!?」と思うことが度々ありました。逆に、たまたま長女に大ヒットの絵本を発見したときに、ランキングには全く入っていなくて驚いたこともありました。本記事では実際に長女に読み聞かせた200冊の絵本の中から、個人的に特にオススメのものを紹介します。
この時期に実際にオススメの絵本は?
1歳になると、かなり多くのことを理解できるようになります。この時期に、たくさんのものの名前や、生活の仕方を覚えようします。少し複雑なストーリーも理解できるようになり、不思議に思う点があれば尋ね返してきます。本人がせっかく意欲的に身の周りのことを理解しようとしているので、その情熱に応えて、ものの名前や使い方、生活習慣等について教えられるような本を多く選びました。
この時期にオススメの絵本
- ものの名前や性質がわかる絵本
- 生活習慣が学べる絵本
- 身の周りのものに関連した絵本
- 他人の気持ちを考えられる絵本
- 景色や動物のクリアな写真集
この時期に喜ばれなかった本
- 単純すぎる絵本
- 疑問が残って解釈できない絵本
- 水彩画のように淡くて複雑なタッチの絵本
- ストーリーが複雑すぎる絵本
- 見所のはっきりしない写真集
あくまで長女の場合ですが、以上のような傾向を感じました。
1歳〜2歳にオススメの絵本
1. こぐまのくうぴい すきすきはみがき
★ストーリー:初めは歯磨きを嫌がるくうぴいが、汚れた歯を放置すると虫歯になって痛くなるということを知り、歯磨きをするようになります。最後にお母さんの仕上げ磨きがあります。
★オススメポイント:虫歯菌が歯を削りに来る様子と真っ赤に腫れたほっぺが描かれており、歯磨きの重要性が小さな子どもにもイメージしやすいようです。
★コメント:我が家にある本の中で一番気に入っていて、毎日読みたがります。夜、歯磨きを嫌がるときに黙ってこの絵本を渡すと「歯磨きする」と言ってきます。それでも嫌がる日は、本の中に出てくる「ドドドド ザクザク ドカドカドカ」という歯を削る効果音を口ずさんだり「残念だね。くうぴいちゃんみたいに痛くなっちゃうね」と伝えると、「歯磨きする」といってきます。すごい効果です。
生活習慣を身につける点からも、長女の反応の良さからも、同シリーズの他の絵本もとてもオススメです。
↑こちらもお気に入り♪
『えらいねくうぴい』は片付けの絵本です。散らかした部屋で大ゴケするシーンがツボにはまっており、長女は「ちらかってるねー、くうぴいちゃんみたいにころんじゃうねー、かたづけようー」と、散らかした後に自分で言います。
『あぶない!くうぴい』は交通ルールの絵本、『きをつけなくちゃ!』は連れ去り注意の絵本です。実際のお出かけ中に「くうぴいみたいに危ないよ」と伝えると、よく聞いてくれます。
2. ねんね
★ストーリー:まみちゃんが、パジャマに着替えて歯磨きをして、ベッドに入ってお母さんに胸をトントンしてもらって入眠します。途中で、まみちゃんの怖がるおばけ、鬼、オオカミも入眠します。
★オススメポイント:まみちゃんが寝るまでに順に身支度をする様子が描かれていることと、「胸をトントンするとおねんね」というイメージを持たせることができる点がオススメです。
★コメント:とても気に入っていて自分から繰り返し読みたがります。おばけ、鬼、オオカミを怖がる設定は完全にカットして、絵に合わせて「OOさんもおねんねするの?」→「おばけさんはだっこおねんね」「おにさんはおんぶおねんね」「おおかみさんはみんなでおねんね」と読み替えています。夜間断乳の際、「おやすみくうぴい―こぐまのくうぴい (ミキハウスの絵本)」とあわせて入眠の儀式に使いました。
3. おっぱいバイバイ
★ストーリー:おっぱいをバイバイする頃に「おっぱいおばけ」がやってきます。こどもはごはん、くだもの、おかしを食べて、絵本を読んで一人で眠ります。おっぱいにバイバイすると「おっぱいおばけ」は帰っていきます。
★オススメポイント:小さい赤ちゃんはおっぱいを飲む、大きい子はごはんを食べる、という対比がとてもよいです。柔らかくて可愛いタッチの絵も素敵です。また、「おっぱいをバイバイした後も、抱っこにおいで」というような流れもとてもいいです。おっぱいがなくて悲しような描写は一切なく、「大きくなったらバイバイするのは自然なこと。新しい楽しみに出会うこと」というイメージを与えてくれます。
★コメント:繰り返し出てくる全ての「おっぱい バイバイ」のフレーズの手前に「大きくなったら」をつけて読みました。雰囲気がやわらいで「大きくなったら卒乳する」ということをより自然に受け止められたと思います。この本があったから卒乳できました。
4. こどもずかん
★内容:表紙通りの可愛いイラストで、動物、果物、野菜、乗り物、車、虫、花、体、色、数の名前がひらがなと英語で書かれています。
★オススメポイント:絵の単純さと細さのバランスがちょうどよく、見ていて可愛いくて癒されます。たくさんの言葉を覚えられます。
★コメント:小さいうちは、写真よりも単純なイラストの方が捉えやすいようです。徐々に、写真や実物とも見比べさせます。文字は名前だけなので、どういうものであるのかは口頭で説明します。野菜のページなら、他の野菜の絵本と冷蔵庫の野菜とおままごとの野菜を並べて、「これ、おなじだね」と見せると、すごく喜びます。
↑こちらもお気に入り♪
こちらは、動物、果物、野菜、乗り物、車、虫、花などが綺麗な写真でずらりと並んでいます。説明書きがないので見やすく、ひらがな、英語、英語のカタカナ読みが書かれています。『こどもずかん』と比べながら見せると、理解が進むようで子どもがとても喜びます。『こどもずかん』と同様に、大き過ぎず、内容はたっぷり、厚紙でできているので、とても扱いやすいです。
一緒に開いて並べたい絵本はこちら。
こちらも面白いです。
5. 月の空(写真集)
★内容:月のある美しい風景の写真が並びます。
★オススメポイント:とにかく美しいです。すごく大きい月、すごく小さい月、すごく目立つ月、すごくささやかに光る月、色々な構成の美しい月の写真が見られます。
★コメント:夜に月を発見して以来、昼夜関係なく月を見たがる長女のために用意しました。「月つーん」といいながら月を指差しするのをとても楽しんでいます。
6. ペンギン・アイランド(写真集)
★内容:群れている姿、歩く姿、泳ぐ姿、顔のアップなど、ペンギンづくしでペンギンの色々な様子を見ることができます。大きさは小さくページ数は多い、クリアな画質の綺麗な写真集です。
★オススメポイント:とにかく綺麗で構成も内容も豊富です。ペンギンに特化した分厚い写真集というだけのことはあって、本当に様々な姿のペンギンを見ることができます。大人も楽しめると思います。
★コメント:猫や、コアラ、ライオンなどの写真集はほとんど関心を持たないのに、なぜかこちらのペンギンと次に紹介するパンダの写真集にはとても食いつきます。ちなみに別の写真集のペンギンやパンダのページにもほとんど反応しないので、写真集としてのこの作品がとてもよかったようです。
7. 10ぱんだ(写真集)
★内容:こども向けの写真集です。1ぱんだ、2ぱんだ、と題されて、1ページめくるごとにパンダの数が増えていきます。ゴロンと転がったり、葉っぱを食べたり、眠ったり、色々な様子を見ることができます。見開き10ページの薄い写真集です。
★オススメポイント:単におすまししている写真ではなくて、様々なシーンでパンダがくつろぐ様子が写っています。1ぱんだ、2ぱんだ、という文字に反応して、数字を覚えようとしています。
★コメント:シンプルな内容なのですぐに飽きるのかと思ったら、時々「ぱんださんっ」といって持ってきては繰り返し読みます。ペンギン・アイランドの項目でも書いたように、同じパンダはパンダでも、他の写真集にはない魅力を感じているようです。
8. アンパンマンとにらめっこ(仕掛け絵本)
★内容:アンパンマンたちが、「あっぷっぷー」に合わせて順に面白い顔を披露する、シンプルだけど癖になる(?)仕掛け絵本です。
★オススメポイント:仕掛け絵本には、仕掛けが動きにくかったり、引っかかって戻らなくなったり、すぐに壊れてしまうものもありますよね。こちらはページをめくるだけでさくさくと顔が変わる、小さな子どもでも一人で簡単に楽しめる仕掛け絵本です。
★コメント:1歳を過ぎてから沢山遊ぶようになりました。夢中で遊んでくれるので、こちらは休憩になり助かっています(笑)
いかがだったでしょうか?みなさんの素敵な読み聞かせ時間のお手伝いができますように。
さとみ
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↓私のリフレッシュタイムに活用しています(^ ^)